ナンバ SDGsへの取り組み
ナンバでは冷凍冷蔵設備を基軸に据え、総合設備の設計、施工、メンテナンスを生業としています。
その中でナンバは、フロンを取り扱う業界の責任として「フロンを決して漏らさない」ということを、創業以来社命としてきました。
この想いは、全国に先駆けた冷凍機の圧縮機故障とフロン漏えいの10年保証への取り組み、また、自社開発商品であるフロンキーパーへと繋がっています。
環境に悪影響を与えるフロンは、適正な管理をした上で使用しなければならず、それを実現する事が冷凍冷蔵分野の発展と、社会でフロンが持続的に使用されていく為に必要不可欠であると考えています。
この精神はSDGsの掲げる「持続可能でよりよい世界を目指す」という目標に準ずるものであり、ナンバはより大きく進化した価値を社会に提供し、事業を通じて、地球温暖化防止、SDGsの達成に貢献したいと考えています。
SDGsとは
持続可能な開発目標（SDGs：Sustainable Development Goals）とは，2001年に策定されたミレニアム開発目標（MDGs）の後継として，2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された，2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され，地球上の「誰一人取り残さない（leave no one behind）」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず，先進国自身が取り組むユニバーサル（普遍的）なものであり，日本としても積極的に取り組んでいます。
SDGs目標とナンバの取り組み
温室効果ガスであるフロンの大気放出を最小限に抑え、電気代削減にも貢献するフロン漏えい検知システム「フロンキーパー」、冷凍設備の省エネを実現する「KE2 省エネコントローラ」、冷凍機の排熱を利用し、店舗内の環境改善を実現する「フロアヒーティング」などの技術革新で、エネルギー問題、気候変動対策に貢献します。
環境省はCOP25にてフルオロカーボン・イニシアティブ(IFL）を立ち上げ、フルオロカーボンのライフサイクルでの管理の重要性を国際的に訴求するとともに、途上国においてフルオロカーボン管理に係るキャパシティ・ビルディングや制度構築支援等を実施しています。ナンバはIFLに参画しており、フロンキーパーによる電力削減、温室効果ガス排出削減の事例紹介を各国の政府、企業に向けて行っています。
フロンキーパーの売上金の一部（1,000円／台）は新潟県によるカーボン・オフセット制度の活動を通して、新潟県内の森林整備や環境保全活動を通じて地球温暖化対策に貢献しています。（クレジット購入実績はこちら）
出典：環境省 令和3年度IoT技術を活用したフロン漏えい検知システムにおける温暖化対策効果の把握に関する調査委託業務報告書を基に、ナンバが作成
環境省による令和3～5年度のIoT技術を活用したフロン漏えい検知システムにおける調査事業、評価・検証事業に参画。フロン漏えいと電力増加の関係性をナンバの試験により実証し、国のデータとして活用していただいています。
冷凍・空調設備の施工、修理・メンテナンス・保守を通して、設備の安定稼働と長寿命化に貢献しています。
在庫ロス、重大な故障リスクの回避を目指し、また、フロンガスの回収・再生・破壊等の適正処理を行うことによって持続可能な消費と生産を追求しています。
社員が行っている日々の仕事が社会のためになっていることを実感してもらい、働きがいをもってもらうため、SDGsに沿った経営方針を打ち立て、部門戦略の一つ一つをSDGsに紐づけ、人事評価制度にも関連させて取り組んでいます。
