職種・先輩社員紹介
先輩社員インタビュー
施工管理の仕事は、一つの工事の始まりから終わりまで全ての管理をすることです。まず、工事の内容に合わせて施工図面の作成・工程表の作成とそれに合わせた人員手配・工事予算のまとめ・必要機器、部材の手配等事前準備を行います。工事が始まると、現場の施工状況を確認し、進み具合や他業者との絡みによって工程の調整、または内容に変更がある場合はそれに対応しながら工事を進めます。最後にお客様に機器の取扱説明等を行って引き渡しとなります。工事によって差はありますが、これがおおよそ一連の流れだと思います。
現場一つ一つに異なった環境や状況があり、現場毎に様々な問題に直面してきました。それら数多くの失敗や成功を経験して、次の現場で「どうすればうまくいくのか」「何をするといけないのか」「まず最初にすることは何か」がわかってきた自分に気づいたとき、自己の成長を実感しています。そして、同時にそれらの経験は管理の仕事をする上で自信に繋がっていると思います。
自分が今の部署にきてまだ日が浅いときに携わった現場でのことです。工期1週間の空調機入替工事でしたが、経験も知識も未熟な自分は職人の方との打合せや現場での指示に難航し、工期内での施工が困難な状況となっていました。しかし、様子を確認に来た先輩の助力と、状況を相談して応援に駆けつけてくれた職人の方の協力を得て、現場は無事工期内で完了することができました。現場をうまく管理できなかった自分に多くの人が知恵と力を貸してくれて、問題を解決できたこの一件が今でも印象に残っています。
先輩や職人の方が心強い職場だと思います。仕事でわからないことや現場で発生した問題、プライベートな悩みでも、よく相談にのってくれ、一緒に解決策を考えてくれます。また、工事の皆さんは現場での多少困難な要求でも、これまでに培われた経験と技術で対応してくれます。これまでに何度も仕事で問題に直面し、失敗を繰り返している自分が現場を管理して無事に工事を終えることができているのは、こういった心強い先輩方の協力がとても大きいです。
施工管理の仕事は大変なことも多いですが、苦労をした数だけの楽しみがあると思います。初めはわからないことだらけでも、いろんな現場を経験し、次の現場で過去の経験を活かせたときには、自分の成長を実感できます。そして、いろいろな人と打合せを行い、協力をしながら一つの建物、設備を作り上げたときには大きな達成感を感じることができるでしょう。多様な人や業者と関わり、協力をしながら仕事をすることに興味がある方は、ぜひ説明を受けてみてください。
1日の仕事の流れ
- 8:00出社
- 8:15予定確認
現場移動 - 9:30現場朝礼
施工管理 - 11:30現場昼礼
打ち合わせ - 12:00昼休み
- 13:00現場移動
- 13:30現場定例会議出席
- 16:30帰社
図面作成
事務作業 - 19:00退社