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ナンバ　NEDO成果報告書公開

― 2020.3.05

株式会社ナンバでは2018～2019年度に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の民間主導による低炭素技術普及促進事業（戦略的案件組成調査）に採択され、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、イー・アンド・イー ソリューションズ株式会社の3社共同事業として、「超音波検知とIoTを活用した冷凍・冷房分野における冷媒漏えい抑制技術普及に関する省エネ及び大規模GHG排出削減可能性調査」（以下、「NEDO事業」）に取り組みました。今まで途上国では手付かずだったフロン漏えいの管理を含む機器運転の最適化による温室効果ガス排出削減効果の調査を対象国であるマレーシアの4施設にて行いました。その結果、最大で38％という、試験値を用いた削減ポテンシャルを越えた効果が得られ、現地でも非常に高い評価をいただきました。

　また、NEDO事業の取組の一環として、日本冷凍空調工業会・日本空調冷凍研究所が市販の一体型スクロール冷凍機（冷凍能力6.3kW、冷媒としてR-404Aを使用）と模擬負荷装置を用いて「フロン充填量の変化に応じた冷凍機の電力消費量の実測試験」を実施しました。その結果、フロンの漏えい率が20%、30%の値では、冷凍機の消費電力量がそれぞれ17％、59％と増加することが分かりました。

 

当社NEDO事業の成果報告書については、下記よりサイトよりダウンロードが可能です。

 

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成果報告書データベースについて：https://www.nedo.go.jp/library/database_index.html

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