管理者は、第一種特定製品の使用等に際して、1年間に排出されるフロン類量を算定した結果、CO2換算で1,000t-CO2以上のフロン類の漏えいが生じた場合、毎年度7月末日までに、漏えい量を事業所管大臣に対して報告しなければいけません。
※フロン類算定漏えい量は、第一種フロン類充填回収業者が発行する充填証明書・回収証明書から計算を行います。 ※新規に設置した機器については、充填量は除く必要があります。
フロン類算定漏えい量(t-CO2)=(充填量kg)× 地球温暖化係数(CO2換算)÷1,000
地球温暖化係数(GWP) | 報告すべき基準量の目安 | |
R-22 | 1810 | 約552kg |
R-404A | 3920 | 約255kg |
A-410A | 2090 | 約478kg |
R32 | 675 | 約1481kg |
R-448A | 1387 | 約720kg |
R-449A | 1397 | 約715kg |
R-463A | 1494 | 約669kg |
R-407H | 1495 | 約668kg |
上記は使用冷媒が1種類の場合の目安となります。使用冷媒が混合している場合は、冷媒ごとに漏えい量を計算し、合計量を算出する必要があります。